製品開発・製造におけるIT革新

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インターネットの普及とともに1990年代に入ってから製品開発・製造においても3次元情報技術の革新がおこった。CAD(Computer Aided Design)・CAM(Computer Aided Manufacturing)・CAE(Computer Aided Engineering)といった技術は、従来技術者のための特殊なツールであると考えられてきたが、1980年代末に登場したソリッド・モデラーとよばれる新世代の3次元CADは、設計途中の製品像をリアルに見せるため、生産部門や営業部門などの他部門、協力企業との早期のコミュニケーションに役立つようになり、CAM、CAE、高速試作製作技術などの関連技術の発展と相まって製品開発・製造プロセスを大きく変えつつある(馬場1998、竹田 2000、馬場2000)。コミュニケーションの要素が強まる傾向は、製品データの管理、工場のライン検証、サプライチェーン管理にもみられ、XMLなどのインターネット関連技術との融合が考えられている。

【参考文献】

竹田陽子 (2000) 『プロダクト・リアライゼーション戦略:3次元情報技術が製品開発組織に与える影響』白桃書房.

馬場錬成 (2000) 『大丈夫か日本のもの作り』 プレジデント社.

馬場靖憲 (1998) 『デジタル価値創造』 NTT出版.