3-D CAD体験記
by Yoko Takeda
第2週('97 12/8〜)
第2週目は、Unigraphics基礎コースの最終課題として、部品の図面を見ながら、実際の部品のモデリングをします。3次元でモデリングするといっても、最初に2次元で線を正確にひくことがとても大事。間違えると後で悲しい目にあいます・・・う、昔、幾何が苦手だったからなあ。文学部に入学した時点で、幾何学とは無縁になると思っていたのに。人生何がおこるかわからないので、何でもよく勉強しておくに越したことはないようです・・・あ、頭が痛い。
<感じたこと>
なるほど「もの」ってこうやってつくられてきたんだ
図面(2次元)をみて、なーるほど、世の中のものって、こういうふうにつくられてきたんだ、と妙に納得しました。製品を3方向からみた図を、基本的に、直線と円弧であらわすんですね。製品のちょっとした角の丸み付けも、3方向から見た円弧として表現します。これって、何だか簡単なことを、ものすごく複雑にしているように思えるのですが・・
本当に3-D CADを本格的に使おうと思ったら、設計者が頭に描いたイメージを、3面図を経由しないでそのまま3次元に写し取れなければだめですよね。いろいろな方にインタビューしていると、設計者にとってはこれって結構難しいそうです。3次元のイメージを2次元的に表現するのに慣れてしまっているから。つまり、直線と円弧です。
複雑な形状を直線と円弧ですべてあらわそうと思ったら、どうしてもできることに限界ができるか、あいまいに描いておいて、あとはよろしくって、金型をつくる人にお願いしたりしなくてはならなくなりますよね。3-D CADを導入すると、つくるものが道具に制約をうけて創造性がそこなわれるという意見をきいたことがありますが、それでは、2次元図面の制約はどうなんでしょう?
続・ユーザーインターフェースについて
第1週目に、こうなったらいいな、と勝手に想像していた操作履歴の表示と編集ですが、CATIAでは、操作履歴をツリー状に表現して編集もできると、教えていただきました。どのぐらい使われているのかな?
履歴の表示といっても、2つの目的が考えられます。
(1)自分がいま、どのステータスにいるか
(2)知的資産の利用
(1)は、純粋にユーザーインターフェースの問題で、初心者にわかりやすくするだけでなく、慣れた人にとっても「道具につかわれている」という感じをなくすために重要なことじゃないかと思います。(2)は、一度設計したせっかくのモデルをどんどん活用しようということです。どうもCATIAは、(2)の機能をもっているような気がしますが、今度聞いてみよう。
つづく